無念
皆様更新大変遅くなってしまいました・・・
こんなことをこのブログでカキコミしていいのか悩んだのですが・・・
平成22年3月29日(月) 19時03分
私の父が他界してしまいました・・・
享年64歳という早すぎる『死』でした。
私の父は熊本市内で歯科医をやっていたのですが、医者の不養生を地でいく男でした。
が、最近あまりにも調子が悪いとのことで30年振りくらいに病院に行ってみると・・・
即入院。
それからわずか1週間で旅立ちました。
病名は『肝硬変』
入院時には末期でした。
普通の人間であれば立っていたのが不思議なくらいの状態だったらしいですが、強靭で頑固で意地っ張りで無口で怖がりだった父は入院前日まで私の歯の治療をしておりました。
ちなみに父の人生最後の患者が私でした。
10年程親子喧嘩で口をきいてもいなかったのですが、最近孫が生まれたことでやっと『絆』を取り戻していた矢先の出来事でした。
亡くなった後で自分の父の愛情がとても理解できました。
最期の意識がある時に『ありがとう』と言えたのが精一杯の親孝行でした。
自分が子供を持ち、父親が他界したことでやっと解ったことがあります。
どんな状況でも親にとって子供は『唯一無二』の存在なのです。
よく『親はいつまでも生きていない』という言葉を耳にしますが、皆様どうか生きているうちに親に恩返しをしましょう。
今回のことで私は『生命』とはとても尊く儚いものだと気付かされました。
ちなみに私の父は『茂』という名前です。
私は『一茂』
私の長男は『茂恩(シオン)』です。
この息子を名前を無き父の名に恥じないように立派に育てます。
合掌